過程を味わう
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年9月10日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
日曜日に久しぶりに大阪を訪れたのですが、大阪に行くにあたってカーナビを使って目的地まで向かいました。最近では、一人に一台誰でもスマートフォンを持っているので、車ではなくてもスマートフォンを使って目的地まで向かう人も多いと思います。
迷わずに目的地まで行くことが出来る。ナビゲーションを使用することの一番の利点であると思いますが、世の中どんなものにもメリットデメリットがあるものです。では、ナビゲーションを使用することでのデメリットとは何なのか?
一つ挙げるとすれば、目的地に行くまでの過程を楽しめなくなることだと感じています。最も時間に限りがあり、スムーズに目的地まで行きたいと考えている人にとっては、道中あれこれ考え、模索させられることは苦痛以外何物でもないと思います。
ただ、観光などでその地を訪れる時、スムーズに目的地まで行けてしまうと、その道中はただの目的地に行くまで過程でしかなく、言うなれば作業のようなものになってしまい、「あっ、こんな所にこんなものがあるのか!」といった発見もそのナビゲーションによって示された道中にしかチャンスがありません。
こういったことは、ナビゲーション以外にも言えることですが、目的・目標まで素早く、スムーズに到達できることばかり意識すると、もしかしたら、それを行う楽しみや気づきを見落とす可能性があるのです。なので、時には効率重視の考えではなく、目的・目標へ辿り着くまでの過程を味わう心を持つことも大切であると僕は思います。

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