自分の気持ちを整えよう
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年8月11日
- 読了時間: 3分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
最近イライラしたり、ムカムカしたりしたことはあるでしょうか?
世の中思い通りにいくことは少なく、思い通りにいかないことがほとんどです。特に人間関係においては、ほとんどの場合思い通りにはいきません。
「なぜあの人はあんな横暴なのだろうか」
「なぜあいつは思い通りに動いてくれないのか」
「なぜみんな私の気持ちを分かってくれないのか」
このように思い通りにいかず、落ち込んだり、時にはイライラ、ムカムカすることがあるでしょう。そして、挙句の果てには、その相手を恨んだり、憎んだりしてしまうこともあるのではないでしょうか。
ただ、ふと冷静に考えてみると、自分の思い通りにいかなくて当然だと気づくはずです。例えば、好きな食べ物に関しても、みんなそれぞれ好物が違いますし、趣味嗜好に関してもそれぞれ違います。十人十色という言葉もあるように、みんなそれぞれ考え方があり、自分の正義があります。要するに、自分にとっては最善の方法でも、ある人にとってはそうではないことも十分あり得るのです。
なので、いっそのことこの世は自分の思い通りにいかないものと割り切った方がかなり気が楽になるような気がします。そして、どうにもならないのなら言葉は悪いですが、ある程度妥協して、自分のコントロールできるものに集中することが大切だと僕は思います。
それでは、自分のコントロールできるものとは何なのか?
それは自分の感情や考え方です。
あの人のせいで怒ったやこんな出来事があったから自分は悲しいなど、他の事象を理由に感情が左右されると考えている人も多いですが、実は自分の感情に関して、最終的にどのような感情を抱くのかを選択するのは、自分自身しか行えません。
その証拠に、恋愛におけるいざこざを見てみれば、どれだけ相手を想っても、その相手に気がなければ恋愛というのは絶対に成就することはないはずです。誰を好きになるのかは、その人自身なので、結局恋している側が出来ることがあるとすれば、相手が自分に好意を抱いてくれるように働きかけるだけです。
このように恋愛を例に見ても、相手に好きになって欲しいと願って、好きになってもらえないからと怒り狂ってもただの逆恨みでしかありません。だったら、相手をどうこうではなく、自分が相手に対してどう思っているのか、相手何をしてあげられるのかといった自分にコントロールできることに集中し、努力するしか道はないはずです。たとえ、上手くいかなかったとしても必ず何か残るはずだと僕は思います。
「神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。 変えるべきものを変える勇気を、 そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。」
これは二―パーの祈りの一説です。
イライラやムカムカなどの行き場のない感情を抱いた時、僕はこの言葉を思い出すようにしています。変えられないものは変えられないのだから仕方がない、だったら変えることが出来るものを注視し、変えられるように働きかける勇気を持ちたいものですね。

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