愚痴を言う人と付き合う2つの方法
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2018年12月18日
- 読了時間: 6分
皆さん、こんにちは!
デーム・コーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
ある時、僕は同僚の人にこんな相談を受けたことがあります。職場の人がいつも誰かの悪口や不満などの愚痴を言っているばかりで、聞いているこっちの気分が悪くなるという相談です。
愚痴というのは、言っている本人にとっては胸のモヤモヤ感がとれるものなのかもしれませんが、聞いている側はたまったものではありません。一番手っ取り早いのは、そういう愚痴をこぼす人と付き合わないのが一番なのですが、状況的にその手段をとることができない場合もあるでしょう。
そういった場合、どうすればいいのでしょうか?
大きく分けて、2種類方法があります。

一つ目に自分の中で処理を方法。そして、二つ目に相手に愚痴そのものを止めてもらうよう依頼する方法です。それぞれ、やり方に加えてメリット、デメリットもお伝えします。
まず一つ目の方法、自分の中で処理をする方法は至ってシンプルです。“相手の愚痴を聞き流す”か“溜まったストレスを何らかの手段で解消する”だけです。
そもそも、相手が何を言おうが、鼻から気にも留めない、両耳を一本の筒のようにして聞き流せば、嫌な気分や不愉快になるようなストレスを感じることもありません。これはこの方法のメリットでもあります。
しかし、聞き流すことにもちろんデメリットもあります。それは、もしもあからさまに行ってしまえば、相手が話を聞いてもらえていないと感じ、気分を害する可能性があること。
そして、人によっては聞き流そうと思っても、ついつい気になり、うまく聞き流すことができない可能性があるということです。
それに、うまく聞き流すことができる人であれば、今までに相手の愚痴を聞くストレスを感じることもないため、僕の同僚のような悩みを抱えることさえなかったでしょう。したがって、相手の愚痴で悩むような人にはあまり良い解決策とは言えません。

次にストレスを何らかの手段で解決する方法について、方法はいくつかありますが、シンプルに言うと、自分の好きなことを見つけて、好きなことをするのが一番です。
まあこれだけでは、あまりに簡単すぎるので、心的疲労だけでなく身体的疲労も含めた休息方法について、少しだけお話しします。
休息は2種類あります。
その2種類とは、積極的休息(アクティブレスト)と静的休息の2つです。
まず積極的休息について、これは息の上がらない体を軽く動かすような運動、スポーツを行うことで血液が改善され、疲労物質の排出を促す効果があります。その際、セロトニンという神経伝達物質も分泌し、適量に戻すことで自律神経を整える効果もあります。
ただ、激しい運動の場合、セロトニンが過剰分泌され、疲労や強いストレスを感じるので、適度な運動を心掛けることが大切です。
例としては、ストレッチやウォーキング、ジョギングなどが良いでしょう。

次に静的休息は、睡眠や休養などの文字通り運動を伴わない休息のことです。
この静的休息の中で、一番効果的であるのは読書で、イギリスのサセックス大学の研究チームによれば、6分間の読書は現代人のストレスの68%を軽減させる効果あることが明らかとなっています。
ちなみに、音楽鑑賞が61%、コーヒーブレイクが54%、散歩が42%、テレビゲームが21%と発表されています。これら以外に、何か自分の好きなものを探し、ストレス発散すれば、相手とトラブルになる可能性はほぼゼロと言えるでしょう。
ただ、自分の中で解決する方法全般に言えるデメリットは、ここまでのいかなる手段を用いたとしても、完全にモヤモヤ感を払拭できるかどうかハッキリと断言できないことです。
そのため、多少相手に嫌われる可能性があったとしても、二つ目の方法である相手に愚痴そのものを止めてもらうよう依頼する方法をとった方が良いと僕は思います。

相手に愚痴を止めてもらうなどの相手にとって都合の悪いことを依頼する方法は、必ず4つのステップを踏みます。
注意としては、必ず今から言うステップを番号順に踏んでください。順番が前後するとトラブルが大きくなってしまいますので。それでは、その4つのステップとは次の通りです。
① 自分の気持ちや感じたことを伝える
② 相手にお願いをする
③ 相手に強く要求する
④ その場から立ち去る
まず、①自分の気持ちや感じたことを伝えるについて、どんな人もいきなり相手から要求やお願いをされることと不愉快になります。
想像してみてください。突然あなたに対し、「君は(あなたは)口が悪いから直した方がいいよ」と言ってきた人がいたとします。どうですか?イラッとしませんか?
人は自分が悪いとは思いたがらないものです。なので、相手に自分の意見を伝える時は、「聞いていて、こっちも苦しくなってきた」とか「そういう話は、私はあまりいい気分はしないよ」などの自分の気持ちや感じたことを伝えることを最初に伝えるのが大切です。
ほとんどの場合、このように伝えれば相手は話を変えてくれます。後は、状況や相手の気持ちを考えて、傷つかないように注意しつつ、自分の気持ちを伝えるよう心掛けましょう。
それでも、相手が愚痴を言うのを止めない場合、②相手にお願いするステップに移らざるを得ません。ここでのポイントは簡単です。丁寧にお願いするだけです。
「もうこの話は止めませんか?」
「別の話をしませんか?」
このように、優しく丁寧にお願いすれば、大概の人は話を変えてくれます。それこそ僕の体感的には9割くらいの人たちは話を変えてくれます。
とどのつまり、ステップ②まで行うことができれば、相手に愚痴を止めてもらうというミッションは完了したも同然です。けれど、残念ながら残り1割の確率で、止めてもらえない場合があるのです。
個人的な意見としては、ステップ③以降を行わなければならない相手とは、あまり付き合わないまたは関わり合わない方がいいと思いますが、それでも付き合うという方は、ステップ②よりも少し強めに相手に要求をしてみましょう。
「もうこの話は止めましょう!」
「別の話をしましょう!」
ポイントは要求であるので、相手に答えを求めるような質問調ではなく、ハッキリと言い切る感じで言うことです。
もし、これでもダメなら、もうお手上げです。その場から立ち去るか話を切って逃げてください。それがステップ④です。

このように4つのステップを踏めば、相手の愚痴を聞かされることはなくなるでしょう。ただ、先程も言ったように、この4つのステップを踏んだ場合、相手の人との関係が悪くなる可能性があるデメリットもあります。
けれど、どちらかが言いたいことだけを言って一方が言いたいことを言えない関係なんて、健全なコミュニケーションとは言えないのではないでしょうか?
コミュニケーションは双方向でなければなりません。一方通行なコミュニケーションは、恋愛で言うところの片想いも同然です。本当の仲良しになりたいのであれば、片想いに甘んじず、両想いになれるよう目指すことが大切であると僕は思います。
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