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合唱練習から学ぶこととは?

  • 三木崇稔(みき たかとし)
  • 2019年8月29日
  • 読了時間: 3分

皆さん、こんにちは!

デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。


皆さんは歌は好きですか?僕は歌うのは好きなのですが、如何せん音痴なので、胸を張って人前で歌える自信はありません。そんな僕ですが、実は今オペラ教室?に通っていて、おそらく12月に舞台に立つことになっています。(勿論、単独ではなく、団体の一員としてですが)


学校の音楽以外で歌を学んだことがなかったのですが、歌うというのは思っていた以上に体力というか筋力を使って行うある意味スポーツに匹敵する程の運動量で、歌う前の発声練習では、しっかりと行うと、額に汗が噴き出してくるほどなのです。


そして、今までそこまで意識したことがなかったのですが、楽譜を意識して歌うことが、音痴の僕にとってはかなり至難の業で、指導してくださっている先生によく他の人と音が外れているというご指摘を受けています。


ただ、そんな中で他の人と音程が揃って、合唱することが出来た時は何か充実感のようなものを感じます。


このように合唱していると感じることは、人とペースというか調子を合わせるのが大変であること、それと同時に合わさった時の力強さ或いは素晴らしさであると思います。これは合唱以外にも言えることで、人と人とが同調し、ある種のシナジーを生み出した時のエネルギーはすさまじく、その周りへの波及効果は計り知れません。


何事においても、一人の人間としての度量や能力を高めることは重要であり、生きている限りはそれらを高めることを惜しんではならないでしょう。しかし、一人で出来ることにはやはり限りがあります。

だからこそ、時には他の人と協力し、他の人の調子を合わせる合唱するような能力を鍛え、向上させる努力も必要だと僕は思います。


それに人はどうあがいても、たった一人きりで生きていくことはまず出来ません。どれだけ自分は自立し、他人に迷惑をかけずに過ごしていると思っていても、食事はスーパーマーケットやコンビニで購入し、住居も自分一人で建てたものではなく、大工や建築士の協力の元建てられた家に住んでいるはずです。そう、つまり必ず誰かの汗水を流し、生み出した恩恵を受けて、生活をしています。一人ひとりがそれこそ、合唱で言うと所のソプラノやメゾソプラノ、アルトなどの役割を担って、成果を出しているからこそ、社会は機能していると言っても過言ではありません。


では、他人と協力する為の第一歩は何なのか?

僕としては、それは社会貢献ではないかと考えています。


よく勘違いしやすいのが、他人に協力し、調子を合わせるということは、その協力相手に期待にぴったり一致するように従属することでは決してありません。それでは、二人ではなく一人でそのことをやっているのか変わりがありませんから。


人に協力するということは、シンプルに言うとその人の役に立つことです。だから、たとえ同じ場所に立ち、実際に手を取り合って行うものでなくても、自分が生み出した何らかのサービスや商品によって、その人が幸福を感じることが出来たなら、それはその人に協力したということになります。


なので、おそらくこの記事を読まれている皆様も何らかの仕事であったり、家事であったりと何らかの働きを行っていることだと思います。つまり、僕たちは現在進行形で人に協力していると言っても良いと思います。大切なのは、それを行っているという自覚と他の人も同様に貢献していることを感じ、それに対する感謝だと僕は感じています。



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