受け継がれていくもの
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年8月6日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
もうすぐお盆ですね。お盆と言えば、多くの人が故郷へと帰り、先祖のお墓参りや親類と親睦を深めるかと思います。
更に言えば、僕の住む徳島県では毎年この時期に全国的に有名なお祭りが行われます。そう阿波踊りです。
残念ながら、我徳島県は全国知名度ランキングワースト2で、他の都道府県と比較してもあまり魅力やそもそもの認知をしてもらえてない県です。そんな徳島に全国から人が集まる行事がこの阿波踊りなのです。
ただ地元民の本音を申し上げますと、僕自身それ程阿波踊りに傾倒していることはなく、最近ようやく踊りを連の人から教わり、基本的なものを踊れるようになったくらいで、かつては全くと言っていい程興味関心がありませんでした。
なので、そんな僕が言えた義理はないのかもしれませんが、こういった阿波踊りを始めとする日本の文化を守り、次の世代に継承していくことはとても大切なことだと最近思うようのです。
なぜ日本の文化を守り、継承してくことが大切だと思うようになったのか?
それは僕自身が起業し、自分で事業を行うようになって、いかに事業を広めていくことが大変なのかを肌で感じたことが大きいように思います。更に言えば、阿波踊りもそうですが、現存する多くの日本文化には歴史があり、その歴史にはその文化を守り続けた人々の魂のようなものが宿っているように思うのです。
ここからは少し死生観の話になるのですが、人が本当に意味で死を迎えるのはいつなのか、という問いに僕はこのような考えを持っています。それは、「人々がその人の存在を忘れてしまった時」です。
文化が廃れ、消滅する時、その文化を継承してきた人たちも同時に本当の意味で死を迎えてしまう。そう僕は思えてなりません。もっと言えば、日本の文化には日本人として受け継いでいかなければならない日本人の心のようなものもあり、一つの文化を衰退させることはそれだけ日本人としての心も衰退させる、そんなように思います。
ただ有難いことに、まだ日本の至る所では、多種多様な日本文化が残っており、その文化を守ることに情熱を燃やしている方もいらっしゃいます。僕も偉そうなことは言える立場ではないことは重々承知していますが、今後僕たちも何か一つでもいいので、日本の文化を守り、継承していける担い手になることが大切だとそう感じています。

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