先祖に感謝を
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年8月9日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
もうすぐお盆ですね。お盆は国民の祝日という訳ではありませんが、多くの企業がこの時期に学生で言う所の夏休みのような夏季休暇を設定しているようです。
そもそもお盆は日本の先祖の霊を祀る行事で、簡単に言うと先祖に感謝するお祭りのようなもので、だからこそこの時期に都会に出ている人が、地元に帰省してお墓参りなどをするわけですね。
以前僕はこの時期に思っていたのは、何故わざわざお墓参りに行ったり、この時期に迎え火や送り火のようなことをしなければならないのか分かりませんでした。言うなれば「祖先にお祈りした所で何になるの?」とどこか面倒に思っていた訳です。
ただ最近気付いたことなのですが、こういった先祖を尊ぶ行為は、先祖に感謝するという目的は勿論のこと、それ以上に先祖に向かって脈々と受け継がれたこの命を大切にし、次の世代へバトンタッチさせるいわば決意表明のようなものではないかと思うようになりました。
何故なら例えば先祖を十代遡ってみるだけでも、僕たちには1024人の先祖が存在し、僕たちはその1024人から命のバドンを受け、今先頭を走っている訳です。いわば1024人分の命を背負って人生というマラソンを走っている訳です。かなり重いですね。
こんな重い命を先祖から頂いている訳ですから、やっぱり大切にし、正しくこの命を使うこと、それが先祖に対して最も恩に報いる行為だと僕は思います。なので、このお盆は先祖だけではなく、今後命のバトンを受け継いでくれる子ども達やバトンを渡された両親にも感謝し、大切にする期間にしたいものですね。

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