top of page
  • Twitter Social Icon
  • Facebook Social Icon

個々の意見を尊重する

  • 三木崇稔(みき たかとし)
  • 2019年10月3日
  • 読了時間: 2分

皆さん、こんにちは!

デーム・コーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。


家族や友人、職場の同僚たちと何気なく交わされている日常会話ですが、ほんの些細な雑談レベルのものでも、言い回しや表現の仕方で、知らず知らずのうちに相手を傷つけ、信頼関係を損なっていることがあります。例えば、こんな例があります。


A「朝にはやっぱり納豆が一番だよね?」

B「いや、テレビでしていたけれど、朝に納豆は良くないよ。夜に食べた方が一番効果的なんだ」

A「そうなんだ。でも、やっぱりこれまでの経験的に納豆はやっぱり朝って感じがしない?」

B「いや、それはこの情報を知らなかったからでしょ?やっぱり、健康を意識するなら、これからは納豆は夜に食べるものなんだよ」


このように、相手が投げかけてきた質問に対して、まず否定の言葉から入ってしまっている人が結構います。人はたとえどんなに些細な意見であっても、自分の考えを否定されることは嫌なものです。なので、こういった相手を否定する言葉は、相手との信頼関係を損なう要因の一つと言えるでしょう。


では、なぜ人は時に相手の考えを受け入れられず、相手の言葉を知らず知らずのうちに否定してしまうときがあるのでしょうか?


それは、自分の考えが正しいという思い込みや“常識”という固定概念に囚われているからです。この世の中に絶対というものは、存在しません。どんな人でも間違いや誤りがあり、常に正しいということはあり得ません。


更に言えば、正しさというのは、人によって変化する相対的なものです。ある人にとっては良いことでも別のある人にとっては悪いことなんてよくあることなのです。上記の例で言うなら、Bさんにとっては、健康的効果がある食事をすることが正しいと考えているのでしょうが、Aさんにとってはそれよりも、自分が食べたいものを食べたい時に食べることの方が効果的な食事をするよりも良いことであり、正しさなのです。


大切なのは、人の違いを許容することにあります。勿論、法を侵すような思想は、他の人の権利を侵害しかねないので、取り締まる必要があると思いますが、他人の権利を侵害しない限りの思想は、きちんと認めることが大切であり、人間関係を良好に保つポイントなのです。



Commentaires


  • Grey Twitter Icon
  • Grey Facebook Icon

©copyright (c)2019デーム・コーチングオフィス all rights reserved.

bottom of page