信頼や信用を築く心持ち
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年9月27日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
最近、煽り運転の問題がニュースや新聞などで取り上げられていますが、ここまでではないにしろ、車を運転しているとついつい気持ちが大きくなってしまいがちです。例えば、前を走っている車がノロノロ運転をしていると、「はよ進めや!」とか「何ちんたら走っとんねん!」とか苛立ちを覚えてしまうときはありませんか?
ここ徳島では、いやどこの県でも言えると思いますが、制限速度をきちんと遵守している車はほとんどなく、最低でも10㎞/ℎオーバーで走るのが常識なんていうローカルルールがある程です。ただたとえその速度で走っていたとしても、車の後ろにピッタリとつけ、追い越しが出来る車線になったらビュンと猛スピードで追い抜く車も多いように感じます。
こういったスピード違反の他に、黄色信号になっているのに、信号を通過したり、一時停止しなければならない所を一時停止せずにいったりなどの教習所できちんと習ったルールを完璧に守っている人は残念なことにほとんどいないのが現状です。
なぜ人は時として、こういったようなルールを破ってしまう、或いはないがしろにしてしまうことがあるのでしょうか?
個人的に思うのは、そういったルールを守ることで、特段得られる利益を感じられない、或いはルールに従わない方が利益があると感じてしまうことにその理由があるのだと感じています。
ただ、忘れてはならないのは、ルールを破ることで失うものがあることです。それは何かというと、一つ挙げるとすれば「信頼」や「信用」があります。
ルールを言い換えるとすれば、“約束”です。社会人になりたての時に、ほとんどの人が周りから耳に胼胝ができる程聞かされたと思いますが、約束を守らないことは一番他人の信頼や信用を失う行為であり、恥ずべき行為だということを。そして、交通ルールなどの法律は、日本で暮らす全員で交わしている一種の約束と言えるのです。
たかが交通ルールで大袈裟と感じるかもしれませんが、大切なのはルールを守ろうと心掛ける気持ちなのです。日常の些細な決まり事を守れてこそ、重要な約束も守れる人になれるのだと僕は思います。

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