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ルールや決まり事を守る意味

  • 三木崇稔(みき たかとし)
  • 2019年7月27日
  • 読了時間: 3分

皆さん、こんにちは!

デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。


人が安全かつ安心して生活していくには、やはり何らかのルールや決まり事が必要であると思います。それこそ国規模で考えれば憲法や法律、都道府県規模で考えれば条例、会社規模で考えれば就業規則などそのルールや決まり事は、この世の中実に様々あります。


その中の一つに交通ルールがあります。そして、あくまでも僕個人的な意見として、他のどのルールよりも多くの人がついつい無意識的に、時には知ってはいるもののその時の状況により、意識的に破ってしまうルールが交通ルールだと感じています。


例えば、大切な用事に遅刻しそうになり、法定速度を大幅に超えるスピードを出してしまうとか、信号待ちが嫌なので信号が黄色になっているのに停まらずそのまま通過してしまうとか、すぐに用事が終わるからと駐車してはいけない場所に駐車してしまうとかですね。


こうしたルール違反をついつい行ってしまう背景には、やはり罪悪感の欠如があると僕は思っています。上記に挙げたルール違反は、たとえ違反したとしても、バレる可能性が低いように思いやすいですし、違反してもあまり人に迷惑にならないだろうと思ってしまうものばかりだからこそ、罪の意識を感じにくいのではないでしょうか?


ただルールや決まり事が何のためにあるのか?

それは勿論先程も記載したように、人々が安全かつ安心して生活をしていく為なのですが、もっと根本的、根源的な理由があると僕は思ってなりません。


それは自分自身の為です。

人は他の生物にはない知性、言うなれば考える力を持っています。だからこそ、ルールや決まり事を盲目的に従わず、時には自身の利益優先の為に破ってしまうのでしょうが、理性や知性を有しているからこそ、僕たちはそれらを道徳的に使用することが大切なのです。


人は社会的生き物である。この考えは心理学を学ぶ者にとっては、誰もが知っていることです。つまり、人は決して強い生き物ではなく、弱い生き物で一人きりでは生きていくことは出来ません。人間が人の間と書くように、人は人と人との間に身を置く、つまりお互いがお互いを支え、手を取り合い、協力し合わなければ生きていくことは出来ないのです。


なので、誰もがみんな、自分の利益ばかりを考え、自分の為にしか行動しなくなったら、人間社会は確実に崩壊するでしょう。たかが交通ルールで大袈裟と思われるかもしれませんが、先程も言ったように人は決して強い生き物ではないのです。


要するに、一つのことを妥協してしまえば、更なる妥協を生んでしまう、つまり一つ決まり事を破ってしまえばまた別の決まり事を破ってしまう可能性が高くなってしまうということです。


「これくらいいいだろう」

そういったがもしかしたら後に重大な過ちとなって、自分に返ってくることになる。そんな可能性だった十分にあるのです。


ルールや決まり事は己の器、道徳心や人格形成の為に行うもの、これを忘れてはならないと僕は思います。



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