トラブルシューティングの本質
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年10月10日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは!
デーム・コーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
トラブルはいついかなる時も起こりうるものです。特に仕事上におけるトラブルは、毎日と言っていい程、小さいものから大きなものまで何かしら起こりうるものではないでしょうか?
ただ通常の人の心理として、トラブルというのは、起こる前に避けるか未然に防きたいものと考えるものです。その為、どんな人もリスク回避にはとても力を入れているように思います。
けれど、実際に起こったトラブルに対応することには、意外と多くの人が力を入れていないものです。そもそも、トラブルは起こさないのが原則ですからね。なので、トラブルを起こした人に対しては、責め心を持ってその非難し、最悪の場合にはその場から排除するというのが、今ところ最も多いトラブルの対処方法でとなっています。
ただ、人間はその人の特性や能力のいかんにかかわらず。どんな人も失敗をするし、トラブルに見舞われる可能性を持っています。なので、勿論リスクマネジメントを講じることはとても大切だと思いますが、基本的にはトラブルには見舞われるものと考え、トラブルを乗り越えられることを努力目標にすることが大切だと僕は思います。
特に、その心は他人に対して、常に持っておく必要があるはずです。
要するに、他人に対してトラブルを起こすなというリスク回避を強要するよりも前に、自発的なトラブルを起こすことは言語道断として、他発的なトラブルはやむなしと捉え、そのトラブルに対応させる勇気づけを常日頃から行うことこそが、本来の人材育成であると僕は思います。
まとめとして、トラブルマネジメントとして大切なのは、避けることよりもトラブルから逃げずに立ち向かい、それに対応できる人を育てることこそが最も有用で効果的であるのです。

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