チャンスをつかみ取れ!
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年7月31日
- 読了時間: 3分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
皆さんは思い込みが激しい方ですか?それともそうではないでしょうか?
どれだけ注意深い人間であると思っている人もやはり人には先入観や偏見が少なからず、あるものです。
その理由としては、先入観や偏見はある意味自分の身を守る防衛反応のようなものと言えるからなのです。
人間は、他の動物と違い、過去の経験や体験からこれから起こるであろう出来事をある程度推測することが可能で、事前にリスクを回避する行動を取っています。例えば、過去に道路に飛び出して車に轢かれそうな経験またはそういったシーンを見たことがある人は、車の通行がある道路に飛び出せばまたそのようなリスクがあると推測し、車道に出る時は左右を確認するといった感じですね。
このように先入観や偏見も役立つときがあると言えなくもないでしょう。ただ先入観や偏見を持つことは、当然メリットだけではなく、デメリットも存在することは言うまでもありません。そして、そのデメリットがリスク回避のメリットを上回るデメリットを生む可能性があるのです。
それでは、そのデメリットとは何なのか?
その一つに、視野が狭まることが言えます。
視野が狭くなることは、つまり行動の選択肢が少なくなる、問題解決のためのリスクを取ることが出来なくなるということです。投資をやられている方なら嫌という程感じているかもしれませんが、この世の中にはリスクを取らないで大きな利益を得る、いわゆるローリスクハイリターンなものなど存在しません。あるのは、ローリスクローリターン、ハイリスクローリターン、ハイリスクハイリターンの3種類だけです。
要するに、先入観や偏見に囚われて、リスクを冒すことが出来ない体質になると、自分にとって利益となるモノを得ることが難しくなるのです。
勿論だからといって、車道を確認せず飛び出せという訳ではありません。これは何の利益も得られそうにないただの危険行為ですから。必要なのは、自分にとって良いことが得られそうだと感じられるモノに先入観や偏見を持たず、勇気を持って飛び込めるかどうかなのです。
勿論それにより時には失敗することもあるでしょう。ただ、人がどんな時に成長するかというと、それは失敗をしてしまった時で、その失敗から立ち直った時なのです。
「神様は越えられない試練は与えない」
この言葉は新約聖書のコリント人への手紙第一第10章13節に書かれている言葉です。正しく、これは的を射ている言葉で、どんな苦難や課題もその苦難や課題を抱えている人が諦めなければ必ず乗り越えることが出来るのです。
なので、もしチャンスだと感じたなら先入観や偏見を捨てて、とりあえず挑戦してみる、その心を育てることが大切なのです。

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