こだわることの重要性
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年4月19日
- 読了時間: 3分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
皆さんは、何かこだわりはあるでしょうか?
例えば、朝食は必ずご飯を食べるとか、ここぞという時には赤色のものを身につけるとか、西側には必ず黄色いものを置くとかそういったものです。
他人からしたらなぜそんなにこだわる必要があるのか?などと思われるものも含めて、人がこだわりを持つことの重要性について、考えていきたいと思います。
まず結論として、なぜこだわりを持つことが重要なのか?
僕の考えとしては、こだわることでその人に樹でいうところの幹のようなもの、つまり軸のようなものを形成できることが一番重要だと考えています。
「朝食に必ずご飯を食べるとかそんなことで大袈裟だ」
などと思う方もいることでしょう。
ただ人というのは、短期間的に見たら容易いと思える行動も、長期間一貫して行い続けることはかなり難しいのです。
例えば朝必ずご飯を食べると決断したとしても、何日か経ったある日にふとパンが食べたくなる瞬間が訪れます。ただ中には、そんなふとパンが食べたいなんて思わない人もいます。勿論、その中にはパンがあまり好きではないという人もいるでしょう。けれど、パン嫌いな人を含めて次のことが言えます。
それは、ふとパンが食べたいと思う瞬間が訪れない人は、これまでずっとご飯を食べ続けていた人で、食べたいと思う瞬間が訪れる人というのはこれまでに朝食としてご飯以外にパンを食べていた人なのです。
要するに、こだわりが習慣に置き換わり、意識せずとも朝にご飯を食べることができるようになっているということです。
つまり、僕の言いたいことはこだわりはいつか習慣に変化するということ。
言い換えれば、こだわりは自分の意識、意志によって行うものなので、習慣は自ら作ることができるということ。
人は習慣の生き物です。悪い習慣を持っていれば日常的に悪いことを繰り返すことになり、良い習慣を持っていれば日常的良いことを繰り返すことになります。とってもシンプルですね。つまり習慣が人の幹、軸と言えるでしょう。
皆さんの中に、何か悪い習慣があると感じている方はいないでしょうか?変えたいと感じている習慣はないでしょうか?
もし、あると感じた人は残念ですが、習慣はそう簡単には変えることができません。
なので、元ある習慣を変えるのではなく、まったく新しい良い習慣を身につけることを始めた方がよいでしょう。
その時に大切なのは、とことんこだわることです。
これと決めたら、やってやってやり抜く、これが良い習慣作りのただ一つの方法なのです。

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