「ごめんなさい」が信頼関係を築く
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年7月30日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは!
デームコーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
素直な心を持つことは、大人になるにつれて段々難しくなってくるように思います。何故なら、自分という人格がどんどん確立していき、自分の意志や意見を持つようになる為、自分の意志や意見にそぐわないものは、中々受け入れるのが難しくなるからです。
その中で特に難しいのは、自分の非を認め、謝罪する素直さではないでしょうか。
誰だって、自分が間違っているとか自分が悪いとかを認めるのはかなりの苦痛で、それによって他人から非難されるとなるとあまり考えたくもないことだと思います。
ただ、どんな人だってミスや過ちを犯してしまう瞬間はあり、それを認めなければならない状況はあります。その時、そのミスや過ちから逃げてしまうと後々大きなツケとなって、自分に返ってくるかもしれないのです。
例えば、どんなツケが自分に返ってくるでしょうか?
個人的な考えとしては、主に人間関係における信頼の喪失だと感じています。
ミスや誤りを認めないことは、言い換えれば自分が果たさなければならない責任から逃れることなのです。それはミスや過ちが大きければ大きい程、その責任は大きくなります。勿論、それにつれて、その責任から逃れたくなる気持ちも同時に大きくなりますが。
ただ、ミスや過ちを犯してしまった時、思い出さなければならないのは、今そのミスや過ちから逃げたとしても、他の誰かがそのミスや過ちのフォローをしなければならないこと。つまり、既にそのミスや過ちにより迷惑を被った人に加え、新たに迷惑をかける人を増やしてしまうことを忘れてはなりません。
逃げて、もうその人と会わなければ済む話だ、何て思ってしまうかもしれませんが、悪事千里を走るということわざがあるように、悪い噂はたちまち周りに広まってしまうものです。
どんな仕事をするにしても、共通して求められることは、職場や顧客などの周りの人からの信頼を勝ち取ること、このことは今更言及する必要もない程当たり前のことですね。
大げさかもしれませんが、自分が誰かに対して、素直に謝れない度に、その相手からの信頼度がどんどん失われて言っているのです。完全に信頼度を喪失してしまう前に、素直に謝れる勇気を振り絞ること、それが大切ではないでしょうか?

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