皆さん、こんにちは！
デーム・コーチングオフィスの三木崇稔（みき たかとし）です。
もうすぐハロウィンですね。昔は、バレンタインデーやクリスマスなどといったイベントと比べて、取り立てて何かを催す風習はなかったように思うのですが、ここ１０年で日本でも、仮装をしたり、ジャックオランタンを飾ったりと何かとハロウィンを意識するようになったと感じます。
仮装と言えば、趣味としてコスプレをすることが好きだという人が世の中にはいらっしゃいます。ここ僕の地元徳島でもこの時期、「マチアソビ」というアニメのイベントが県を上げて大々的に開催され、商店街をアニメのキャラクターに扮した人が練り歩くのです。
それでは、なぜこういったコスプレをすることに、喜びを感じる人がいるのでしょうか？
このことに関して、心理学にコスチューム効果というものがあります。
簡単に言うと、人というのは身につけているものの印象と自らの心理状態や行動が一致するというのがコスチューム効果です。例えばスーツなどのフォーマルな格好でいるときとスウェットなどの部屋着でいるときの心持ちは全然違うのではないでしょうか？だからこそ、仕事を終えたら、リラックスしたいので、すぐさまスーツなどは脱ぎ捨て、ラフな格好になるのがその証拠です。
言い換えれば、慣用句に「襟を正す」ということがあるように、人は気持ちを整えたいときには、無意識的に身なりを整える心理が働くのです。
このことから、コスプレをすることで、自分が好きなキャラクターになった気持ちになることができる。中でも、そのキャラクターに対して、憧れに近い感情を抱いていれば、その喜びもデカいことが考えられるので、コスプレを楽しむ人がいるのではないかと個人的には考えています。
なので、コスプレをしょうとまでは言うつもりはありませんが、自らの服の印象を普段とは変化させ、自分の意識を変えることも時には必要ではないでしょうか？落ち込んでいる時、明るいまたは派手な服を着ることで、もしかしたら気分も明るく、上向きになるかもしれませんよ。
