催眠術を日常で活用する 後編
- 三木崇稔(みき たかとし)
- 2019年11月5日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは!
デーム・コーチングオフィスの三木崇稔(みき たかとし)です。
前回に引き続き、催眠についてお伝えします。
いくつかの催眠に関する書籍を読んできましたが、印象として、簡単に使用できると題しているものもありましたが、個人的な印象として、それなりに鍛練や準備などが必要で、気軽に「よし、やろう!」と思えるものはありませんでした。
いきなり、前回の次回予告を否定するような書き出しですが、どんなスキルも気軽に効果を享受できるものなど、無いということでしょう。
ただ、個人的に催眠の原理を利用した取り組みができるのではないかということに気が付いたので、今回はそのことにご紹介します。
前回、催眠が「起きる」と「寝る」の中間の状態とお伝えしましたが、この理論に基づくなら僕たちは一日に2回、かならず催眠状態に入ると言えます。テレビなどで一度は見たことがあると思いますが、暗示と呼ばれる感覚や行動を操作、誘導する心理作用も催眠状態の時に一番作用するものです。なので、僕たちは一日に2度も自分にかける暗示、自己暗示を使用するチャンスがあると考えられます。
要するに、夜寝る前と朝起きた瞬間、自分が叶えた夢や目標、自分の理想とする姿を心の中でも実際に声に出してでも自分に言い聞かせることで、それに近い暗示を自分にかけることが可能なのです。
「マーフィーの法則」という成功の法則というものがありますが、その中にも毎晩身体をリラックスさせて、毎晩自分の成功している姿を思い描くというものがあるのですが、今思えば正に催眠を利用したものなのでしょう。
そんな単純なことで効果なんてあるのか、と思われる人もいるかもしれませんが、そんな単純なことなら、何のコストやリスクも必要ないので、とりあえずやってみると良いでしょう。

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